2024年11月20日、東京ビッグサイトにて開催された一般社団法人日本トイレ協会主催の建築コンペティション「JTAトイレ賞」において、E.M.A.LABが手がけたプロジェクトが「奨励賞」を受賞いたしました。

受賞プロジェクトの概要と評価ポイント
今回の受賞対象となったのは、建築学科を擁する専門学校内におけるトイレの全面改修プロジェクトです。本プロジェクトは、単なる設備の更新や空間の美装化にとどまらず、「設計現場に教育を取り入れる」という新しいアプローチに挑戦した点が、審査委員から高い評価を受けました。
具体的には、改修工事の期間中、同校で建築を学ぶ学生たちに向けて以下の取り組みを実施しました。

・改修現場の見学会: 解体から完成に至るまでのプロセスを公開し、実際の図面がどのように立体化していくのか、施工手順や技術を肌で学ぶ機会を創出しました。

・設計内容の解説セッション: 空間の使われ方や素材の選定理由、トイレ特有の設計手法など、設計者の意図を学生へ直接レクチャーしました。


次世代の建築家を育む「生きた教材」として
日常的に使用する学校のトイレが、完成までの過程を含めて「生きた教材」へと変化するこの試みは、学生たちに建築の面白さを伝えるものとなりました。実社会のプロジェクトを通じて次世代の育成に直接的に貢献するという、社会性を伴ったデザインプロセスが評価され、今回の奨励賞受賞に至りました。
E.M.A.LABは今後も、美しい空間の設計にとどまらず、そのプロセスそのものが人や社会にどのような価値をもたらすかを追求し、より良い建築づくりに邁進してまいります。


コメント